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よくある質問(FAQ)

 

オープンキャンパスの司書課程説明会などで、受験生や保護者の方からよく寄せられる質問と回答をまとめました。

Q.  図書館で働きたいのですが、大学では何の資格を取ることができますか?
 
A.   図書館関連の資格には、次の3種類があります。
 ① 司書(資格)
   市立や県立図書館などの公共図書館や、学校図書館、大学図書館など、様々な種類の図書館で働く専門職員の資格です。

 ② 司書教諭(資格)
    教員として学校図書館の運営に関わることのできる資格です。利用者(生徒)への図書の貸出・返却や読書相談の他、

    蔵書の選定、図書館を使った授業計画の立案、同僚の先生との調整などです。
     教員免許を取得していることが前提なので、教職課程を履修した上で司書教諭課程の科目を履修する必要があります。

 ③ 学校司書(履修証明書)*「資格」ではありません 
    図書館カウンターなどで直接児童や生徒に対応し、貸出や相談などを行います。司書教諭と異なり、教職免許は不要です。


  相模女子大学では,いずれの資格も取ることができます(履修対象の学科学生のみ)。​

Q.  実習に行かなければ,司書資格を取れないのですか?
A.   相模女子大学では必修なので、実習に行かなければ司書資格は取れません。しかし他の大学では実習がない司書課程も多く、実習科目があっても選択科目のため、数名の学生しか実習に行かないケースも多くあります。

本学では教室での講義だけでは理解しきれない図書館サービスや運営の実際を理解してもらうため、そして将来の職業選択の材料としてもらうために、あえて図書館実習を必修としています。

 

過去の実習生からも、実際の仕事は授業で習ったことや想像とかなり違っていたので、司書という職業が自分に向いているかを判断するための貴重な経験になったとの声が多数あります。
 

Q.  卒業後、公共図書館に就職することはできるのでしょうか?
A.   市立や県立などの公立図書館で職員として働くためは、地方公務員の事務職か司書職の採用試験を受け、合格しなければなりません。事務職は毎年のように募集を行っている自治体が多いですが、司書職の募集を行う自治体は少ないです。また事務職で合格しても、必ずしも図書館配属されるとは限りません。いずれにしても、在学中からの採用試験に向けた勉強が必要です。
なお最近では、図書館の運営を委託される民間会社に就職し、図書館サービスの仕事を行うといった選択肢もあります。ただし契約社員や非常勤職員としての採用がほとんどです。
 
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Q.  学費とは別に、司書課程費を支払う必要がありますか?
A.   司書課程費を設けている大学もあるようですが、本学の司書・司書教諭・学校司書に関する履修費用は、すべて学費に含まれており、追加で支払うことはありません。なお図書館実習に行く場合は、実習費(数千円)が必要になります。
 
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